広島大学大学院 先進理工系科学研究科(工学系)
社会基盤環境工学プログラム
水工学研究室

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高校生の皆さんへ

水工学研究室では、主に、河川の水や土砂の挙動に関する研究を行っています。分野は工学の中にある「土木工学」で、建築と同じ建設分野ですが、デザインする対象が「建物」ではなく「川」である点が異なります。

研究室に加わるには、まず広島大学の工学部第四類に入学してください。大学2年生になるときにプログラム分けがありますので、社会基盤環境工学プログラムに進学してください(第四類には、別に、建物を扱う建築プログラムがあります)。さらに大学4年生になるときに研究室配属がありますので、水工学研究室を選んでください。研究室を卒業後の学生は、インフラを建設するための建設会社や設計を行う建設コンサルタント、計画や管理を行うJRやNEXCO、地方自治体などに就職しています。

高校への出前授業、大学訪問などで内田准教授が講義や講演を行うことがあります。高校生の科学研究への助言をオンラインで実施したこともあります。興味があれば研究室に連絡してみてください。

他大学・高専生の皆さんへ

水工学研究室に加わるには、まずは大学院進学をお勧めします。先進理工系科学研究科の入学試験を受け、社会基盤環境工学プログラムに入学してください。入試の詳細は大学のホームページからご確認ください。志願時に希望指導教員を記載することとなりますので、必ず事前にご連絡ください。あらかじめ研究室訪問にお越しいただき、研究室の様子をよく理解されるとよいと思います。なお、訪問や事前面談は入試の判定には一切影響しません

水工学研究室では、直近の進捗を報告するゼミ(担当回は2週に1回程度)、数名がまとまった研究発表を行うゼミ(担当回は月に1回程度)、各指導教員による個別指導(随時)によって研究指導を行っています。また、学期ごとに水理学勉強会や輪読を実施し、意味のある研究を正しくできるように指導しています。

なお、広島大学工学部の編入学試験によって広島大学の3年生になることでも、水工学研究室に加わることが可能です。高専生は、まずは高専の先生(特に河川がご専門の先生)に相談されるとよいと思います

広島大学社会基盤環境工学プログラムの皆さんへ

研究室配属では、ぜひ水工学研究室を選んで、一緒に研究を行いましょう。水路を使った実験、シミュレーションによる数値解析や実際の河川等での現地観測等、水工学研究室では様々なアプローチで研究をしています。3名の教員は河川を軸としているのは共通していますが、それぞれ異なる地域や現象を対象としているので、幅広い研究テーマに触れることができます。水理学は苦手だったけど、自然(山、川、湖、海)や魚(釣り)、レジャーなどに興味がある方も大歓迎です。もし興味があれば、学生室に行けば先輩が色々案内してくれると思います。

社会人の皆さんへ

水工学研究室では、共同研究、受託研究、奨学寄附金、社会人博士の受入れを積極的に行っております。社会人博士については、教育方法の特例(大学院設置基準14条)を適用することで、現在のご勤務を継続いただきながら博士課程で学ぶことが可能です。オンライン主体の指導で社会人博士取得を目指している方も在籍していますので、ご興味がある方はお気軽にご相談ください。